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大腸内視鏡検査について
大腸内視鏡検査(大腸カメラ)検査説明・下剤をお渡ししますので検査より3日以上前にご来院ご来院ください。
大腸カメラに関してのご来院は、合計2回※で、1回目は検査日3日以上前に下剤のお渡し・説明を、2回目は検査と結果説明を行います。※ポリープ切除・生検を行った場合は除きます。
初診・再診関係なく、まずWEBから検査をご予約ください。
(大腸カメラ検査前受診の際にご予約は不要です。受付で検査前受診の旨をお伝えください。)
- 大腸カメラの結果説明は、当日検査終了後に行います。
- 大腸カメラ時に、必要な場合はポリープ切除や生検(大腸の組織を一部採取し顕微鏡で観察すること)を行います。
ポリープ切除や生検を行った場合は、検査後8日目以降に結果が出ます。 - 生検結果は、オンライン診療で結果をお伝えすることが可能です。
(検査結果を聞きに直接ご来院していただくことも可能で、その場合は外来の予約は不要です。) - 当日、保険証をご持参ください。
肛門からスコープを挿入して大腸・肛門を観察します。
スコープが曲がりくねった消化管を逆向きに入っていくので、お腹の痛みや張り感を伴うことが多く、ご希望の方には鎮静薬(眠り薬)を用いて苦痛を軽減するように努めます(鎮静下大腸内視鏡検査)。検査時間は個人差が大きく、多くの方は20分前後ですが、30分以上かかる場合もあります。
事前に下剤を服用して消化管の中をきれいにしておく必要があるため、検査前の食事内容や下剤の服用方法について説明させていただきます。
腫瘍性のポリープを認めた場合、その時に切除することがあります。この場合は検査ではなく手術になるため、保険診療で20,000~30,000円の費用がかかる場合があります。手術費用を加入している生命保険会社に請求する場合は、必要な書類を当院で記載させていただきます(有料)。
また検査時に余りに大きなポリープを認めた場合は、切除後の出血のリスクが高くなるため、当日は検査のみで終了し、改めて夜間対応や緊急入院が可能な専門施設をご紹介する場合があります。
当院の内視鏡検査の特徴
検査を初めて受けられる方にも、リラックスして受けていただけます。
LINE予約かWEB予約の「下部内視鏡検査(大腸カメラ)」からご予約ください。
- 1.苦痛が少ない。
- 2.眠った状態でも受けられる。
- 3.胃と大腸の内視鏡検査を同日に。
内視鏡検査を少しでも楽に受けていただくための工夫
- 検査のための来院日数を最小限にしています。
- 検査の苦痛を減らすために、鎮静剤(眠り薬)を使う際はお一人お一人の状態に合わせて量を調節します。
- 大腸内視鏡検査前の洗腸剤は、医師・スタッフが試飲し一番飲みやすいものを選びました。
- もっと楽に検査を受けていただくために、日々医師、スタッフで検討しています。
検査前日まで・当日の注意点
検査前日
- 前日の夕食は18時頃までに済ませてください。
- ひじき・わかめ・こんにゃく・きのこ類などの繊維質の多い食品や、イチゴ・キウイなどの種子の多い食品は控えるようにしてください。
- 前日夜に服用していただく薬があります。
検査当日
- 検査が終わるまで食事は禁止です。
- 降圧薬を内服中の方は、定時に治療薬を内服してください。
- 糖尿病治療を受けている方は、検査が終わるまで内服・自己注射はしないでください。
- 事前にご説明した手順で下剤を服用してください。
- 鎮静予定の方は、車・バイク・自転車など自分で運転する手段を使用せずに来院してください。
- 当日は健康保険証、お薬手帳もご持参ください。
- 診療状況によりお待ちいただく時間が長くなることがあります。ご了承のほどお願いいたします。
下部消化管内視鏡検査の流れ
STEP
STEP
内視鏡検査を行うにあたり、リスクが伴わないかを看護師が確認します。
特に抗血栓治療薬(血液をさらさらにする薬剤)を服用している方は、出血しやすく検査に注意を要しますので、必ず事前にお申し出ください。
STEP
鎮静下で検査を行ける方は生理食塩水の点滴をつながせていただきます。
STEP
左側を下にしてベッドに横たわり、検査が始まります。
肛門に局所麻酔のゼリーを塗布します。
STEP
鎮静下で検査を受ける方は、血圧を測る器械や指先の酸素飽和度を測る器械を装着していただきます。
STEP
肛門から内視鏡を挿入します。
医師や看護師が声かけをしながら検査を始めます。
鎮静下で検査を受ける方は麻酔薬を点滴から投与し、鎮静が得られてから検査を開始します。
STEP
内視鏡をいったん大腸起始部(回盲部)まで挿入します。
内視鏡を操作し消化管を整えながら挿入しますので、このときに痛みやお腹の張り感を自覚することがあります。
よりスムーズに内視鏡を挿入するため、ご本人の体の向きを換えたり、お腹を手で押さえさせていただくことがあります。
回盲部まで挿入を終えたら、内視鏡を抜きながら大腸全体と肛門を観察します。
STEP
検査を終了します。
鎮静下で検査を受けた方は麻酔の作用を中和する薬剤を投与します。 意識が覚めてから、安全に帰宅できるかどうか看護師が確認します。
看護師から検査後の注意点についてお話しさせていただきます。
医師が検査結果について説明させていただきます。
鎮静下で検査を受けた方は、検査当日は車・バイク・自転車など自分で運転しないでください。
検査後の注意点
腸の中に空気を入れて検査を行いますので、検査後はお腹が膨らんだように感じますが、自然に軽快しますので経過観察してください。
ポリープ切除などの治療をしなかった場合は、飲食は1時間後から可能です。
検査中に組織検査を行う場合があります(詳細な検査のため、粘膜の一部をつまんで一部の組織片を採取します)。痛みなどは伴いませんが、検査後は医師や看護師の指示に従ってください。
医師の判断でポリープを切除する場合があります。帰宅後に切除部から再出血する可能性がありますので、当日のお風呂はシャワー程度にし、車の運転や強度の運動は避けてください。再出血は検査後1週間程度まで起こることがあるため、お酒は止めて海外などの遠方への旅行は避けてください。
検査終了後、気になる症状がある場合は、すぐに医師にご相談ください。
組織検査、ポリープ切除を行った場合は、後日医師から検査結果をお伝えします。